みんな違ってみんないい!ピル!

禁煙できない人はピルの使用を中止したほうが安全です

ピルと喫煙は一見するとまったくの無関係に見えます。
しかしピルを処方する際、喫煙の有無を聞かない医者はまずいません。万が一処方後に喫煙が発覚した場合は即刻服用を中止するか、禁煙するように助言されるはずです。
妊娠中であれば胎児のことも考えて喫煙を咎められる理由も理解できますが、避妊中に禁煙を言い渡されるのは納得がいかないという人も多いでしょう。何故避妊中の禁煙が大事かというと、煙草とピルの組み合わせが数々の病気のリスクを高めると報告されているからです。
代表的なところでは静脈血栓症や、心筋梗塞、脳卒中などの病気となっており、このふたつには血栓を生み出しやすくなるデメリットが存在します。
血栓というと長時間同じ姿勢でいる時に起こりやすい症状として知られていますが、ピルを服用すると血栓のリスクは約2倍になると言われています。そして喫煙者の中でも毎日20本以上煙草を吸うヘビースモーカーになると、さらに約10倍リスクが跳ね上がるので大変危険です。
これはピルに配合されている成分が血を固まりやすくさせるためで、ピルを服用する以上は禁煙は継続して行わなくてはいけません。そのため35歳以上の喫煙者は服用禁止という暗黙のルールこそありますが、実際は年齢や本数に関係なくすべての喫煙女性が注意しなくてはならない問題です。
煙草を吸うのがライフスタイルになっていたり、禁煙に何度も失敗している人は自身の体の安全を第一に考えて別の避妊方法を検討したほうが無難でしょう。
ただこの問題に関しては、禁煙さえ行えばその翌日からピルを服用できることになっています。
どうしてもピルを使った避妊を行いたい場合は、すみやかに禁煙する強い意志が大切です。